子供がまだ小さいと、育児に忙しくてなかなか外に働きに出られないという女性も多いもの。それでも、少しでも家計の助けになれるようにお金を稼ぎたい、ということもあるでしょう。そのような人には、在宅でできる仕事がおすすめです。
ということで今回は、子育てママが在宅ワークをすることのメリットについて紹介します。一方で、発生するデメリットについても触れているので、合わせてチェックしてみてください。
主婦・子育てママに教える在宅ワークの9つのメリット
子育て中の女性が在宅ワークをすることのメリットとしては、以下のようなものがあります。
- 家事・育児の合間に仕事ができる
- 職種・契約によっては作業時間が自由
- 家族との時間も大切にできる
- 快適に仕事ができる
- 余計なストレスを溜め込まない
- 人間関係に悩まない
- スキルを習得できる
- キャリアを作れる
- 女性ならではの仕事がある
ここからはそれぞれのメリットを詳しく解説していくので、しっかりと把握しておきましょう。
主婦・子育てママへ在宅ワークのメリット:①家事・育児の合間に仕事ができる
時間が決められているシフト制の仕事は、自分の思うように働けないのが辛いところ。ましてや子育てをしているママにとって、予定通りに動くというのは非常に難しいものです。
在宅ワークであれば、基本的に家にいながら仕事ができます。そのため、子供を寝かしつけた後に作業をすることも可能。家事や育児の合間に無理なく仕事をすることができるので、子育てママの負担にならないのです。
主婦・子育てママへ在宅ワークのメリット:②職種・契約によっては作業時間が自由
在宅ワークといっても色々な仕事があります。時間の拘束がある仕事もありますが、契約内容によっては、好きな時間に好きなだけ作業をすることができます。そのため、子供に振り回されがちなママでも、無理なく働くことができるのです。
おすすめはフリーランスで仕事を受注すること。完全出来高制ではありますが、コツコツと実績を積み重ねていくことで大きな仕事をもらうこともあります。子供の面倒を見ながらだとなかなかうまくいかないこともありますが、クライアントと密に相談をしていけばトラブルに発展することも少ないです。
主婦・子育てママへ在宅ワークのメリット:③家族との時間も大切にできる

子供の世話をしながら昼間は外に出て働く…というような生活スタイルでは、自分の時間を大きく犠牲にしてしまうことになります。自由になれる時間が大幅に削られてしまうので、当然、家族と過ごす時間も少なくなってしまうのです。
在宅ワークであれば、手が空いた時間に作業をすることができます。隙間時間に作業を行うことで仕事が早く終われば、家族との時間も充実。その結果、家庭内のコミュニケーションも円滑になり、仕事へのモチベーションがさらに高まるでしょう。
主婦・子育てママへ在宅ワークのメリット:④快適に仕事ができる
会社に出勤して仕事をして…となると、会社の規則に従わなければなりません。また、休憩や食事も決められた時間になっている場合がほとんど。規則なので仕方がないとはいえど、毎日育児や家事で疲れている女性からすると、ストレスの原因となってしまうこともあります。
在宅ワークは基本的に家での作業となるので、ルールを決めるのは常に自分。もちろんだらけてしまわないように自分を律する力も必要ではありますが、家事や育児と無理なく両立することもできます。何より自分が快適に楽しく仕事ができるのが、一番のメリットと言えるでしょう。
主婦・子育てママへ在宅ワークのメリット:⑤余計なストレスを溜め込まない
会社勤めの場合、毎日決まった時間に出社して、決まった時間まで仕事をするというのがルーティンです。毎日行き帰りの通勤時間が負担に感じてしまうこともあるでしょう。退勤をしたのならすぐに家に帰ってやりたいことがあるのに…と思うことも。電車通勤の場合は、満員電車に揺られるストレスもあります。
その点在宅での仕事であれば、毎日の通勤ラッシュとも関わりはありません。起床して最低限の身だしなみを整えたらすぐに作業に入ることができます。子供の面倒を見ながら仕事ができますし、万一の事態にもすぐ対応可能。臨機応変に対応できるのが、大きな魅力です。
主婦・子育てママへ在宅ワークのメリット:⑥人間関係に悩まない
仕事上の悩みの上位を占めるのが、人間関係です。職場で威圧的な上司にビクビクしながら仕事をしなければならなかったり、同期のおしゃべりに付き合わされたり、先輩の機嫌取りに奔走しなければならないこともあります。周りに気を使うばかりに疲れてしまい、本来仕事に向くべきエネルギーが枯渇して能率が下がってしまっては、本末転倒です。
在宅ワークは基本的に自宅で一人で作業をするので、周りから干渉されることがありません。全て自己責任という厳しさはありますが、人間関係の煩わしさから解放されるのは大きなメリットです。
主婦・子育てママへ在宅ワークのメリット:⑦スキルを習得できる
在宅ワークをこなしていくことで、自分のスキルを磨くこともできます。仕事としては様々なものがありますが、多くがライターやデザイナー、イラストレーターなどのクリエイティブな仕事。そのため、数を重ねるごとに自分の技術もぐんぐん高まっていくのです。
未経験の段階でクリエイティブな仕事を始めると、苦労をすることもあります。ただ、そこを辛抱して乗り越えていくことで、大きなスキルアップに繋がるのです。そしてスキルが実績となり、新しい仕事に結びつくこともあります。
主婦・子育てママへ在宅ワークのメリット:⑧キャリアを作れる
自分のスキルを活かして仕事をこなしていくと、作成したものが実績となります。実績は新規の仕事を獲得する際に重要なものとなるので、たくさんあればあるほど良いもの。自分自身を売り込むための材料を作ることができるのです。
キャリアが豊富になれば、様々な案件に対応できるようになりますから、依頼も増えるでしょう。最初はお小遣い稼ぎ程度で始めたとしても、実績がついて依頼を多くもらえるようになれば、本業と同等のお金を稼ぐことができます。
主婦・子育てママへ在宅ワークのメリット:⑨女性ならではの仕事がある
在宅ワークと言っても、女性には厳しいのではないかと考える人もいるでしょう。女性は稼げないと思われがちですが、実は女性限定の案件もあり、単価が高めに設定されています。例えばチャットレディやオンライン秘書など。需要が高いからこそ、まとまった報酬を得ることができるのも大きな魅力です。
また、上記以外の仕事でも、女性歓迎、女性限定の仕事というのは増えてきています。むしろ女性の方が多くの案件を受注できることも。女性歓迎の仕事を、ぜひ探してみてください。
主婦・子育てママに教える在宅ワークの3つのデメリット
ここまで子育てママの在宅ワークのメリットについて紹介してきました。ただ、中にはデメリットと言わざるをえないポイントもあるので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
- 最低限のパソコンスキルが必要
- 収入面で会社勤務との差がある
- 自己管理が難しい
主婦・子育てママへ在宅ワークのデメメリット:①最低限のパソコンスキルが必要
在宅ワークというのは、基本的にパソコンを使って作業をするものです。そのため、パソコンの基本操作ができなければ難しい仕事となっています。普段あまりパソコンを使わないという人は、稼げるようになるまでに非常に時間がかかってしまうことも。まずはパソコンスキルを習得しましょう。
在宅ワークをするにあたって持っておきたいのが、エクセルやタイピング。特にライターなどを目指す場合は、ブラインドタッチができないと作業の効率が大幅にダウンしてしまいます。専門的なスキルは必要ありませんが、基本的にパソコンを使える、というレベルにしておく必要があります。
主婦・子育てママへ在宅ワークのデメメリット:②収入面で会社勤務との差がある
手軽にできて自分のペースで仕事をすることができるのが、在宅ワークの強みです。ただ、手軽に仕事ができる一方で、会社員ほどの稼ぎにはなかなかなりません。スキルと実績を積んで人気のクリエイターになることができれば可能ですが、最初から本業としてやっていける可能性はほぼゼロに近いでしょう。
完全出来高制の案件が多いので、継続して仕事を得ることができなければ、直接収入ダウンにつながるという怖さもあります。人気が出れば稼いでいくことは可能ですが、実績を積むまでは安定的に稼げないことを覚悟しておきましょう。
主婦・子育てママへ在宅ワークのデメメリット:③自己管理が難しい
在宅ワークでは、自分を律することができなければ務まりません。自宅にいるわけですから、いつでもテレビを見ることができますし、いつでも寝ることができます。自由な環境だからこそ、その誘惑に負けない心を育てなければならないのです。
だらだらと仕事をしてしまい、結局目標の時間までに終わらない…ということになったら、何のために在宅ワークをしているのかわかりません。自分でしっかりと自分の管理をできるようになってから始めた方が良いでしょう。
まとめ
今回は、在宅ワークをする場合のメリットやデメリットについて紹介してきました。子育て世代のママにとっては、自分のペースで仕事ができる在宅ワークは非常に魅力的なもの。ただ、自己管理の徹底など自分にルールを課す厳しさがないと、成功は難しいです。
家事に育児に忙しくて働く暇がない!という人は、気分転換がてらまずは簡単な案件から始めてみましょう。在宅ワークで効率的に稼いで、子供や家族との時間を有意義なものにしてください。